《樺沢の訳書》No.10-2
『上級量子力学』(Ⅱ)共変な摂動論
〔J. J. サクライ 著〕
目次(詳細)
第4章 共変な摂動論
4.1 自然単位系と次元
4.2 相互作用表示によるS行列展開
相互作用表示
U行列とS行列
ユニタリー性
4.3 1次の過程;Mott散乱とハイペロンの崩壊
電子散乱の行列要素
スピンの和と電子-射影演算子
Mott散乱(電子-Coulomb場散乱)の断面積
有限範囲の電荷分布
ヘリシティの変化;スピン-射影演算子
対消滅と対生成
Λ ハイペロンの崩壊
4.4 2光子放射型 e^{-} e^{+} 対消滅とCompton散乱;電子の伝播関数
2光子放射型 e^{-} e^{+} 対消滅のS行列
電子の伝播関数
2光子放射型 e^{-} e^{+} 対消滅を表すℳ 行列
Compton散乱(光子-電子散乱)の行列要素
Feynman規則
2光子放射型 e^{-} e^{+} 対消滅の断面積
対称性に関する考察
2光子系に対する偏光測定の逆理
ポジトロニウムの寿命
Compton散乱の断面積
制動放射と対生成
4.5 伝播関数に対するFeynmanの時空的アプローチ
Green関数
K F と K ret
FeynmanによるCompton散乱の取扱い
4.6 Møller散乱と光子の伝播関数;中間子交換相互作用
スカラー中間子の交換
Møller散乱(電子-電子散乱)の行列要素
共変な光子の伝播関数
Møller散乱の断面積
電子間の有効ポテンシャル;Breit相互作用
Bhabha散乱(電子-陽電子散乱);ポジトロニウム
中間子交換ポテンシャル
ベクトル中間子の交換
4.7 質量と電荷の繰り込み;輻射補正
電子の自己エネルギー
光子の自己エネルギー;真空偏極
輻射補正
Lambシフト
展望
練習問題
付録A 輻射ゲージ(Coulombゲージ)の電磁力学
付録B ガンマ行列
B.Ⅰ 本書の表示(計量テンソルを併用しないDirac-Pauli標準表示)
B.Ⅱ 計量テンソルを併用する場合のDirac-Pauli標準表示
B.Ⅲ ガンマ行列の有用な公式
B.Ⅳ Dirac-Pauli標準表示における自由粒子の波動関数
付録C Pauliの基本定理
付録D 共変な摂動論における公式と規則
D.Ⅰ ℳ 行列の定義
D.Ⅱ ℳ f i と遷移頻度の関係('共変な'黄金律)および断面積
D.Ⅲ ダイヤグラムから-iℳ を求める規則
D.Ⅳ 自由粒子スピノルの性質
付録E Feynman積分;電子の自己エネルギーと異常磁気能率
有用な積分公式
電子の自己エネルギー
結節点補正;電子の異常磁気能率
参考文献
訳者あとがき
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