《樺沢の訳書》No.6
『低次元半導体の物理』
〔J. H. デイヴィス 著〕
目次(詳細)
はじめに
序章
第1章 量子力学と量子統計
1.1 波動力学とSchrödinger方程式
1.2 自由粒子
1.3 量子井戸に閉じ込められた粒子
1.4 電荷と電流密度
1.5 演算子と測定
1.6 固有状態の数学的性質
1.7 状態密度
1.8 状態の占有:統計分布関数
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第2章 結晶中の電子とフォノン
2.1 1次元系のバンド構造
2.2 バンド内の電子の運動
2.3 状態密度
2.4 2次元系と3次元系のバンド構造
2.5 半導体の結晶構造
2.6 半導体のバンド構造
2.7 バンドギャップの光学的測定
2.8 フォノン
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第3章 ヘテロ構造
3.1 ヘテロ構造の一般的な性質
3.2 ヘテロ構造の作製
3.3 バンドエンジニアリング
3.4 層状構造:量子井戸と量子障壁
3.5 ドープしたヘテロ構造
3.6 歪み層
3.7 Si-Geへテロ構造
3.8 量子細線と量子ドット
3.9 光の閉じ込め
3.10 有効質量近似
3.11 ヘテロ構造における有効質量理論
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第4章 量子井戸と低次元系
4.1 無限に深い矩形井戸
4.2 有限の深さの矩形井戸
4.3 放物線井戸
4.4 三角井戸
4.5 擬2次元系
4.6 サブバンドの占有
4.7 2次元・3次元のポテンシャル井戸
4.8 1次元以下の低次元系
4.9 ヘテロ構造の量子井戸
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第5章 トンネル輸送
5.1 ポテンシャル段差
5.2 T行列
5.3 T行列の他の性質
5.4 電流とコンダクタンス
5.5 共鳴トンネル
5.6 超格子とミニバンド
5.7 多チャネル系のコヒーレント輸送
5.8 ヘテロ構造におけるトンネル輸送
5.9 本章で省いた諸問題
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第6章 電場と磁場
6.1 電磁場を含むSchrödinger方程式
6.2 一様な電場
6.3 導電率テンソルと抵抗率テンソル
6.4 一様な磁場
6.5 狭いチャネルと磁場
6.6 量子Hall効果
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第7章 近似法
7.1 行列形式による量子力学の定式化
7.2 時間に依存しない摂動論
7.3 k・p 理論
7.4 WKB理論
7.5 変分法
7.6 縮退系の摂動論
7.7 バンド構造:強く束縛された電子のモデル
7.8 バンド構造:ほとんど自由な電子のモデル
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第8章 散乱過程:黄金律
8.1 静的ポテンシャルに対する黄金律
8.2 不純物散乱
8.3 振動ポテンシャルに対する黄金律
8.4 フォノン散乱
8.5 光吸収
8.6 バンド間の光吸収
8.7 量子井戸の光吸収
8.8 ダイヤグラムと自己エネルギー
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第9章 2次元電子気体
9.1 変調ドープ層のバンドダイヤグラム
9.2 単純なモデルの諸問題
9.3 2DEGの電子構造
9.4 電子気体による遮蔽
9.5 導電面の外にある不純物による散乱
9.6 他の散乱機構
* 参考文献の手引き
* 練習問題
第10章 量子井戸の光学特性
10.1 光学的な応答の一般論
10.2 価電子帯の構造:Kaneモデル
10.3 量子井戸のバンド
10.4 量子井戸におけるバンド間遷移
10.5 量子井戸におけるサブバンド間遷移
10.6 光学利得とレーザー
10.7 励起子
* 参考文献の手引き
* 練習問題
付録
A 物理定数表
B 重要な半導体材料の特性値
C 室温におけるGaAs-AlGaAs混晶の性質
D Hermiteの微分方程式:調和振動子
E Airy関数:三角井戸
F Kramers-Kronigの関係式と応答関数
参考文献
訳者あとがき
索引
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